かなり反響の多くてビックリです。さすがニューモデルっ!!
このブログのアクセスのキーワードにZRX1200やらDAEGやら毎日たくさんです。ご覧いただきありがとうございます。
今日はもう少し深くふれてみよかと思います。
重量246kgに驚かれている方もいらっしゃるようですが、表記が乾燥から装備に変わったためです。
(ちなみにCB1300SFは装備重量表記で259kgになります。)
DAEGの乾燥重量はいくつなの?と調べようとしましたが、乾燥のデータはないそうです。。。
タンク容量が18L、エンジンオイルが3L…なんて考えると20kgちょいマイナスすると乾燥重量に相当するのかな?
そうすると225kg位??と推測できますね。
ZRX1200Rが223kgなので、ほぼ変わらずということになりますね♪
エンジンフィールについても、スペックから推測できる範囲で考えると…。
2001年型ZRX1200R 100PS(8000rpm) 10.4kgf・m(6000rpm)
2004年型ZRX1200R 95PS(7500rpm) 10.3kgf・m(3500rpm)
2009年型ZRX1200DAEG 110PS(8000rpm) 10.9kgf・m(6000rpm)
と、スペックを書いてみました。04モデルでスペックが落ちていますが、厳しい排ガス&騒音規制に対応させるための対策でした。特に最大トルクの発生する回転数が6000prm→3500rpmと大きく変わっています。
こ難しい話は割愛して、規制に対応させるべく最高出力を下げた結果として、最大トルクの発生回転数が大きく下がったということになります。
最大トルクの発生回転域は必ずしも高い回転域ではないので、04~08モデルではこのような数値になっています。
現に04以前・以降の車両を乗り比べても、3500rpm付近のトルク感は変わりません。
DAEGになって元に戻ったと考える方が良いかと思います。インジェクションを採用したことで、細かいセッティングができるようになり、規制はさらに厳しくなっていますがパワーを犠牲にせず環境にも対応させることができました。
更にハイオク指定にすることで圧縮アップとノッキングの防止を図りさらに扱いやすい低速域になっていると思います。
また最高馬力が110PSになったことでZRX1200Rよりも高回転域が伸びるようになってると思います。
チェーンサイズが530→525サイズになってるのも見落とせないです。
チェーンの重さもバカにはならないですし、軽く細くなることで回転抵抗も少なくなります。
525というと、一昔前の750クラスのチェーンサイズでした。チェーンの進化もすごいなーと思います。
そして『伝統と進化』というコンセプトの元、ダブルクレードルフレーム・ツインショックというスタンダードネイキッドの形は受け継いでいます。
DAEGは日本仕様のみで日本のライダーに贈るオートバイなので、基本の形は変えていないのです。
かちっとした乗り味で速いネイキッドはZ1000があるので、役割分担みたいな感じですかね?
ZRXのスタンダードな形はとても使い勝手が良いですよね。
楽なポジション・大きなモノ入れスペース・タンデムのしやすさ・荷物の積載性の良さなどなど、オールラウンドに使える懐の深さがあります。
走るという所だけ見ると、Z1000の方が性能は良いですが、↑のような所に目を向けるとZRXの良さが光ります。
ZRXの進化はスポーツ性能だけの進化ではなくてオールラウンド性をトータルに進化させたと思っていただけると嬉しいです。
1100から1200に変わった時も見た目はあんまり変わらなかったですが、乗り味は大きく進化していました。
1200からDAEGではどれ位良くなってるか楽しみです。
こればかりは乗ってみないとわからないので、試乗の機会が楽しみです。
試乗したらまたインプレ書きたいと思いますのでお楽しみに☆ミ