忍者ブログ
札幌のカワサキ専門店、ノースステーションのブログです。 ニューモデル・修理やカスタム・イベントなどなど、いろいろ情報を載せていきます♪
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新コメント
[09/14 ぼす@]
[09/13 Lime]
[05/13 Lime]
[12/01 Lime]
[05/28 和佐]
最新TB
ブログ内検索
プロフィール
HN:
northstation
性別:
男性
自己紹介:
札幌のカワサキ専門店です。
ツーリングやイベント大好きです。
オートバイに楽しく乗れるお手伝いができるように日々頑張っております。
カワサキのことなら何でもお気軽にお尋ねください♪
バーコード
アクセス解析
カウンター
お天気情報
24
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

アルミにねじを切って鉄のボルトを締めるという場所は結構多いものです。
オイル交換で外すドレンボルトなんかが代表ですかね?

硬さでいうとアルミ<鉄ですよね。

で、無理な力をかけるとボルトが折れる前にアルミに切ってあるねじ山が先にダメになって、エンドレスでくるくる回って締まらない状態になってしまいます。

そこでヘリサート加工をして修理することになります。
今までのねじ山より一回り大きいねじ穴を切って、スプリングを縮めたようなコイルをいれてそれを新しいねじ山として使う形です。

普通に使っていればそうそう壊れない部分ですが、エンジン周りなど熱がかかる部分はダメになることもあったりします。
特に、ザッパーから続くゼファー750系のシリンダーヘッドとシリンダーをとめるボルト2本(カムチェーントンネルの前後)はよくダメになります。。。

腰上バラして組む時にくにゃっとおわってしまうことが多いので、転ばぬ先の杖状態で先にヘリサートしておきます。
組む時にはトルクがかかっても、ちょっと時間が経つとボルトが締まっている力に負けてダメになってトルクが抜けることもあるので、大丈夫かな~?なんて思いながら組むよりは、キレイにヘリサートしてしまった方が精神衛生上もよろしいということになりますね。(笑)

bc26ee18.jpeg


コレですね。まん中のカムチェーントンネルの前後にあるのがそうです。
で、後ろ側はカムチェーンテンショナーのボルト穴と貫通してるので、入り乱れております。
狭いところに穴だらけなので、強度的な心配もあるので、作業は慎重にしないと万が一の時にはシリンダーを壊すというった事態になったりするので注意っ!

一回ヘリサートをしておけば強度は今まで以上に上がるのでもうダメになる心配はないので、何か作業をしていてねじ山をダメにしてしまった時なんかも直すことができますよ♪

場所によっては部品を新品に交換した方が早くて安上がりなんてこともありますが、困った時にはお気軽にご相談ください♪

PR
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Copyright c ノースステーションな日々 All Rights Reserved
Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
忍者ブログ / [PR]