必ず入らなければならない自賠責。
法定という性質上、利益があってはいけないと決まっているので数年に一度保険料の改定があります。
で、4月からの契約分はかなり安くなります
大雑把に2割から3割の値下げになります。なんでも値上げのこのご時世に嬉しいですね♪
一例をあげます。
●400cc以上2年の場合・・・。20,240円が13,400円に。
●250cc2年の場合・・・。14,460円が12,080円に。
といった具合です。新車・中古車の登録や今春の車検の時にはなるべく値下げになってからにしたいですね。
400cc以上の保険料が250ccの改定前の保険料よりも安くなるのはビックリですね。
15年位前は、400cc以上2年の保険料が10万円近くもしていたらしいです。車検に出して最低限の内容でも10万円オーバーだったということになるので、いい時代になりました。(笑)
改定は、支払った保険金と契約者から受け取った保険料のプラスマイナスで決まるので、事故が減って保険金の支払いが減っているということで、いいことだと思います。
これからも、もっと安くなるように安全運転でいきましょう♪
ちなみに、自賠責保険で支払われるのは、対人3000万までだけです。相手のケガや死亡について3000万まで支払いますということですが、この時代にはとても足りません。
相手に後遺障害が残ったり死亡の時には軽く1億円以上の損害賠償を命じられますし、対物は一切保障されないので、万が一の事故の際には差額は自己負担になります。
事故によって相手の人生も狂わせますし、自分の人生も同時に狂わせてしまうことになります。
事故なんてしないのが一番ですが、相手に対して保障できるように任意保険には是非入りましょう。
二輪はまだまだ加入率が低いですが、二輪の場合は加害者になるよりも被害者になることが多く、任意保険に入っているとケガして示談交渉もままならない時にも、保険会社が示談代行してくれるので、自分にとっても役に立ちます。
最後は固いハナシになりましたが、道路を走る上では権利を主張するだけでなく義務もしっかり果たしましょう♪
完成の図です。きれいまっさらの状態はこの時だけなので、ヘッドを載せて見えなくなってしまうのはちょっと惜しいですね。(笑)
クランキングしてスムーズに回るかをチェック。ピストンリングが新品なので、しゃーしゃー言う音が大きいです。この音を聞くと、慣らしをちゃんとやって当たりをキレイにつけるのは大事なんだなって思います。
ヘッドガスケットを新品にしてシリンダーヘッドを載せます。
だいぶオートバイらしい形になってきました♪
キャブホルダー(インテークマニホールド)もここでつけるのですが、ここから二次空気を吸い込むと折角キャブで調合された混合気にさらに空気が混じるので混合比が狂ってしまうので、そうならないように劣化の具合と組み方には気をつけます。
また、吸気ポートもきれいにならしたので、マニホールドの取り付け穴を加工してマニホールドの内壁とポートの内壁に段差がつかないようにして組みます。
そのまんま組むと結構段差がつくものなのです。
そしてカムシャフトをつけるのですが、ロッカーアームも純正流用してみました。
手前がZRXの使用済みで奥のが新品です。カムの当たり面の造りが変わっています。
ZRXのは一体物ですが、奥のはチップを本体に貼りつけている形になっていて、耐久性が高められています。
GPZ900RもA14から変更になっていますが、ZRXの場合には流用する形になります。
これでカムかじりとはオサラバ??
かじったカムはこんなんです。↓
カム山の一番高い所付近に削れた痕がありますが、それです。
一旦こうなると、あとはどんどんひどくなり激しい異音として聞こえてきます。ロッカーアームもカムシャフトも当然、新品に交換です。
新品で気持ちいいけど部品代がいくら?とめまいがしてしまいます。。。
バルブシートカットしているので、バルブクリアランスは全部最初に計測したよりも狭くなっています。
もちろん、クリアランスも調整しなおしです。
ここまで完了してヘッドカバーを閉めると、完成まであと一息っ!というところまで来ますが今日はここまでにしとうございまする。
~続く~
これはベアリングの相方のレースという部品で、○×を判断するのはベアリングではなくレースですることになっています。左がフレームの首の下ので右が上のモノです。
下に入ってる方酷使されるので通常は下のレースの方が痛むことが多いです。
これも例にもれず、左のレースに縦に痕がついているのがお分かりでしょうか?
爪をたてると引っ掛かりを感じる位の当たりがついるのですが、これでもうダメです。
これ位当たりがついてると、フロントを浮かせてハンドルをゆっくり左右に切って感触を確かめるとゴリゴリとイヤな感触がします。
オートバイはまっすぐ走ってる時も、乗り手に感じさせない位ですが小刻みに左右にハンドルが切れながら走ってます。もしステムの締付をがっちり固く締めるととても直進もできたものではありません。
車体全体がユラユラ揺れながら走ることになり、とってもコワいです。
曲がる時にも、オートバイが軽く倒れこむ瞬間からスムーズにハンドルが切れるようになってますが、ベアリングがごりごりしてると…
曲がろうと軽く倒し始める→ハンドルが同時に切れ始めないので曲がり始める感触がない→あれ?と思いもっと倒す→すると一気にハンドルが切れてビックリ!
という感じになり気持ちよく乗れないどころか、怖い思いさえしてしまします。
渋滞や一本橋走行みたいな極低速で走る場面で、妙にふらふらして『ヘタになったかな?』という錯覚におちいることもあります。
持ち主は日々少しずつ状態が悪くなっていくのでなかなか気が付きにくいですが、2万km~3万km位で交換時期がやってくることが多いです。
工場から出荷されるときも十分にグリスが入ってないこともあるので、1万km位でグリスアップをしてあげると持ち具合も良くなります♪
ちなみに新品はこんな感じです。
当たりもなくきれいさっぱり滑らかです♪
ベアリング本体は…
テーパーローラーベアリングというタイプのもので、コストはかかりますが長持ちするタイプのモノです。
残ってるグリスも少なく劣化していて、ローラー部分も錆色が浮いてます。
オツカレサマデシタ。
新品によく見る黄色い普通のグリスではなく高級グリスをぎゅーっと詰め込んで組み上げます。
ちなみに『コーティング』の記事に書いてあったWPCとモリブデンショットの加工を施してあります。
乗ってみて感じがどう違うか?耐久性はどれ位上がるか?など早く試してみたいです。
この加工を施したベアリングをストックしてありますので、ステムベアリング交換をお考えの方は使ってみませんか?お気軽にお問い合わせください。
↑でも書いた通り、ステムベアリングの劣化にはなかなか気がつきにくいので、グリスアップや交換をしてあげると、スムーズさ加減が激変しますよ。自分が上手くなったかと錯覚する位だったりします。(笑)
ZRX1200の黒のハンドルですが、ちょこちょこ磨いてるつもりでもサビが浮いてきやすいですよね。
裏側なんてなかなか手が入らないから余計にです。。。
でも社外でノーマルと同じ感じで握れるハンドルってなかなか無いんですよね。
高さは似た感じのはあっても、幅がしっくりくるのがなかなか見つからない気がします。
(※自分の主観なのであしからず。)
ちょっと幅が狭くなったり絞りが効くと、押さえを効かせにくい感じがしちゃうので純正のハンドルがお気に入りなんですがサビる…。
なーんて思って久々に純正の黒ハンドルを注文したら部品番号が変わっています。
どこが変わったんだろう?って思ってたら、サビ対策が施されていました♪
表面仕上げが塗装に変わったので、以前よりもサビにくさが大幅up♪
光沢ありの黒塗装で、エフェックスの黒ハンドルと同じような感じです。
黒がいいけどサビは嫌っ!という方に朗報でした。
既に丸一日経ってますがお疲れサマでした。(遅)
久々に作ったので白菜から出る水で薄くなることをすっかり計算し忘れてちょっと味が薄かったですが、じっくり煮込んだ手羽元&大根はなかなか良い感じだったと自画自賛です。(笑)
いろいろ持ち寄ってくれた皆さんありがとうございました。おにぎりやらビールやら酒やら酒やら酒やら・・・。
有り余るオサケを消費するためにまた開催しましょかね??
楽しく食べて飲んですっかり画像撮り忘れてました。
それだけ楽しいひと時だったということでお許しくださいまし。ペコリ(o_ _)o))
オートバイにとってエンジンオイルは人間にとっての血液と同じとよく言われてますが、どのオイルがいいのか?とか高いオイル=いいオイルなのか?といった疑問がいつの時代にもあります。実際見た目で分かる部分はとても少なく、エンジン内部での話なので分かりにくい部分もあると思います。
今日は、今年から当店でも扱おうと思っているアッシュのオイルの紹介をしたいと思います。
世の中に良いと言われているオイルは多々ありますが、使ってみたいと思わせるものがアッシュにはあったので、自分が実験台になって試していこうかと思っています。
●ノーポリマーであること。
アッシュの一番の特徴です。
ポリマーとは、増粘剤です。10番のオイルにポリマーを入れて10W-40にしたりというマルチグレードのオイルを作るために使われる添加剤です。同じ銘柄で違う粘度の設定があるオイルはポリマーの成分や配合を変えて作っていることがほとんどのようです。
広くポリマーが使われる理由はコストが安くマルチグレードにできたり、最近よく見かけるようになった超マルチグレードな粘度のオイルを作るために必要なのです。
長所があれば短所もあるもので、ポリマーの短所は熱に弱いことです。
ポリマーは樹脂生まれの添加剤で、熱がかかり油膜を切ろうと力がかかると切れてしまいます。
その切れた樹脂がスラッジというどろどろしたカスになってしまいます。
粘度を高めるための添加剤が機能しなくなるとどうかるか?
そうです、交換当初にくらべて粘度が下がってしまいます。
粘度低下が激しくなると油膜が切れやすくなりエンジンにダメージを与えることもありますので注意です。
またオイルが汚れるということは、吹き抜けた燃焼ガスやカーボンなどを取りこんで汚れると思われることが多いですが、オイル自身の成分であるポリマーが破壊されてそれが汚れになっているところも見逃せません。
ノーポリマーということはオイルが汚れて劣化する原因の一つを根本から無くすことになります。
これにももちろん短所はあって、コストがかかるということです。
高ければいいモノであろうというのは当然ですよね?
アッシュのすごいところは、まだまだあります。
でも、今日はここまで。(爆)
また明日お楽しみに☆ミ
すっかりハマりつつある熱帯魚。
コリドラスとかオトシンクルスとかナマズ系がお気に入りになりつつあります。
マヌケな表情のコリとかぺたーって貼りついてるオトシンクルスは癒されますね。(笑)
昨日の夜にオトシンクルスの姿が見えなくなって、ドコに行ったんだろう?って思ってたら・・・。
今日の夕方、レジの下で干からびてた。。。q(T▽Tq)(pT▽T)p
大人しいヤツのハズなのに飛び出したみたいでした。
始めて数日の命でした。チーン。
今度はしっかりフタしておかないと・・・。
仕事はしてるのかって??
えぇ、モチロン♪(笑)